ハイヒールのすり減り方とケツトレ
こんばんは、トレーナーの露木です。
女性のみなさん
ご自身のハイヒールのカカトを見てみてください。
左右がきれいにすり減っていますか!?
YES!と言える方はほとんどいないんじゃないでしょうか。
なぜそうなってしまうのか。
いくつか原因がありますが、一例を紹介したいと思います。
明日、通勤などのときにハイヒールを履く女性の後ろ姿を見て欲しいのですが、
足をついた瞬間に、足が左右にぐらつきながら歩いているのがわかります。
このぐらつきは、スニーカーでも起こる正常な動きなのですが、
このぐらつきが異常なまでに大きく動きすぎてしまうと、
かかとのゴムのすり減り方に左右差ができてしまったり、極端な傾きを作ってしまいます。
玄関に脱いだハイヒールを見て、
その時点で靴が傾いてしまっている方も多いのではないでしょうか。
そんな靴を履き続けたら、身体がゆがんでしまいそうですよね。
健康な状態を保つためには、さまざまな工夫が必要ですが、
身体に悪影響を与えてしまうような環境からは卒業していただきたいです。
◯スターミニッツなどに行ってカカトのゴムを修理することはできても、
そのようなすり減り方をする原因(動き方)を変えない限り、
ハイヒールを履き続ける以上、一生修理をし続けなくてはいけません。
その繰り返しをするか、これからお伝えする、
異常なすり減りを起こさないように原因(動き方)の改善をするかはみなさんにお任せします。
では、改善方法をお伝えします。
足をつく瞬間に、足が左右にぐらつきすぎないようにするためには、
中殿筋(ちゅうでんきん)というお尻の横(外側)にある筋肉を鍛えることです。
ケツトレオンラインの中では、中心のトレーニングになっている
『サイドレッグレイズ』という種目です。
横になり、上になった脚を開いたり閉じたりするトレーニングです。
しかし、重要なポイントがあります。
ケツトレ部のホームページの中程にサンプル動画があると思いますが、
その中のベーシックトレーニングダイジェストという動画をご覧いただくと、
はじめに行なっているトレーニングが『サイドレッグレイズ』です。
この動画で、そのポイントを確認しながら1週間継続してみてください。
これを継続して行うだけで、ハイヒールのすり減るペースが変わってきます。
ピンヒールだと1シーズン持たない方も多いと思いますが、
修理の頻度が確実に減りますよ!
やってみてください。